意外と知らないポニーの話。

 

意外と知らないポニーの話。

 

ボッコりおなかのちっちゃいお馬さん。

ポーニーテール♪の

あの、ポニー(pony)です。


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最も、大体の人が勘違いしていること

“ポニーは馬の種類名じゃない”

ということ。

 

 

じゃあポニーって何なのか。。。。

 

Wikipediaには、

ポニー(pony)とは、肩までの高さが147cm以下の馬の総称。

と記されています。

 


f:id:hi37458:20191127053806j:imageポニー - Wikipedia

 

 

つまり

足の先から肩の上までの高さ(体高という)が、

147cm以下 の馬は ぜーんぶ ポニーと呼ぶことが出来る。

ということです。

 

 

チワワや柴犬、トイプードルを「小型犬」と言うように

馬の中で比較的小さいサイズの馬を「ポニー」と言うんですね

 

 

 

 

だから、ポニーの中にも沢山種類があって

比較的大きなコネマラポニーは体高約140cm、

小さいのでは約70cmのファラベラ(大型犬くらい)、

日本在来種 (北海道和種、木曽馬、野間馬、対州馬御崎馬、トカラ馬宮古馬、与那国馬の全8種。約120~140cm)

などがいます。

 

 

体は小さいですが、案外力持ちで、人を乗せたり、馬車をひいたり、農耕に使われたり、活躍の場は様々です。

 

また、温厚な性格なのもあって、

ミニチュアホースやファラベラなど、小さ過ぎて人を乗せるのに向かない種類は

盲導犬ならぬ盲導“馬”として活躍したりもします。

 

 

 

 

 

軍用馬として用いられたという歴史もあり、

もしかすると、かの戦国武将が乗り回してた馬は

サラブレッドほど大きくなくて、可愛いサイズの、いわゆるポニーだったのではないか?

という説もあるようです。

ブルネイ王子が馬に乗ってやってるスポーツは何!??

 

昨日行われた即位礼正殿の儀に参列していたブルネイの王子がイケメンという事で人気を博している。

 

 

そこで彼のInstagramを見てみると、

彼は乗馬をするようだ



f:id:hi37458:20191024002457j:image(うわぁ。かっこいい。。)

 

しかしよく見ると右手に棒のような物を持っている。

 

 

一体何なのだろうか。。。

 

 

 

他の投稿も見てみる。

 



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手に持つ棒のような物で白い球を打っているように見える。

 

ホッケーのようなものだろうか??

 

 

 

このスポーツは「ポロ」というそうだ。

 

どういうスポーツか簡単に説明すると、

コートの広さは、サッカーの約9倍

1チーム4人制

1試合=7分×6回

マレットというスティックで球を打ち相手のゴールに入れると得点が入る。

得点の多い方の勝ち。

 

詳しくは↓こちらやWikipediaで確認してください。

基本的なポロ(POLO)のルールと試合進行 / ポロビーシーエス杯 - POLO BCS(ポロ・ビーシーエス)公式サイト

 

マレットは右手でしか持つことが出来ないらしく、左利きの人は不利のような気がするが、そんな事は私的にはどうでもよく(どうにか頑張るんだろう。)、

それよりも、右手にマレット、左手に手網とムチ、両足で扶助、というなんて忙しい競技なんだろうか。

 

馬に乗ったまま球を打つため、体幹やバランス感覚は勿論、手綱さばきやマレットさばきなど様々な能力が求められる。

馬の走るスピードでやるわけだから、動体視力も良くないと出来ない。

 

 

凄いのは人間だけでは無い。

 

人間が乗ってる馬の方もめちゃめちゃすごいのだ。

 

馬は基本、長い棒状の物を怖がる。

だから観光牧場などでは自撮り棒を禁止している所も多い。

 

だがこのポロというスポーツ、馬の周りでマレットを振り回すのだ。

まあ、試合に出れるような馬は、馴らされてはいるのだろうが、気持ちよくは無いはずである。

それでも馬は騎手の言う方向に走るのだ

馬と人間の間に固い絆が無ければ出来ない。

まさに紳士のスポーツと言えよう。

 

 

そしてこのスポーツ、馬は1人あたり2頭から4頭必要という。

馬4頭養って初めて出来るのだ。

 

とんでもない財力と身体能力に恵まれた人にしか出来ない貴族のスポーツ。

 

王子にぴったりである。

 

 

また、彼は象にも乗るようだ

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象ver.のポロもあるらしいから

もしかするとそっちもやっているのかも知れない。

 

ブルネイ王子のInstagramアカウント↓

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馬と関わる ~聞こえない、話せないからこそ出来ること~

 

人は言葉を用いてコミュニケーションをとります

だから、例え話せなかったり聞こえなかったりしても手話だったり紙に書いたりして意思疎通を図ります。

 

一方、馬は耳や顔、脚、尻尾など体の様々な部分をフル活用して意思や感情を表現します。(馬語という。)

そこに言葉は必要ありません。

 

 

 

時々、馬や犬などの動物を見ていると

お互い違う種であるにも関わらず(ましてや犬と馬は食う食われるの関係)、言葉を使わずともコミュニケーションが上手くとれているように見える瞬間があります。

その時、私は

「もしや、動物は本能的な感覚であったり感情はみな共通のものを持っているのではないか?」と思うわけです。

だから言葉を使わずに、異種間でもコミュニケーションがとれるのではと。

 

 

そして、世の中には

話せるけど話さない人、話したくても話せない人、話せないから話さない人、聞こえないから話せない人など

様々なパターンの話さない又は話せない人がいますが

そういった人達は、私の個人的な印象ですが

言葉をあまり使わない分、口調や話すスピード、声色などが上手く聞き取れなかったりする分、手話などを使って話す分、表情や態度から相手の感情を読み取ったり、意図的に感情を表に出したり表情を作ったりするのが得意な人が多いのではないかなと思います。

 

 

動物と関わる上で、

察する能力と表現する能力はすごく大事です。

 

馬は馬なりの、人とは違った考えや感覚を持っています。ですから人には理解し難い反応を示す事もありますが、そこをどうにか察してあげる。何かいい事あったのかな?嫌なことあったのかな?と。

そして、馬が悪いことをしたりいい事をしたりすると、怒っているぞ!喜んでいるぞ!という態度や表情を示す。大袈裟かも、くらいでやってみる。

そうやって馬との距離感を縮め、馬にやっていい事悪い事を教える。つまり馴致をするということ。

 

聞こえない、話せない人はそれが得意なんじゃないかと思うわけです。

 

馬との会話に言葉は必要ありませんから。

 

 

 

 

 

 

馬の足、馬の耳。

【馬の足】

馬は元々5本指だったらしいが、今では中指以外の4本は退化してなくなっている。

「夜目」は、親指の跡だと言われている。

馬はサイやバクと同じく奇蹄目に分類される。

名前の通り蹄が奇数個ある。馬の場合は1つである。

対して偶蹄目である牛は蹄が2つある。

 

馬は常に爪先立ちの状態である。

 

 

【馬の耳】

馬の耳を動かす筋肉は10個もあるという。

そのため左右別々に180°クルクルと動かすことが出来る。

馬の感情や意識している方向を知りたければ耳を見るといい。

耳は口ほどに物を言う。

特に覚えていて欲しいのは、“耳を絞る”という表現。

これは耳をこれでもかってくらい後ろにギューンと倒している状態を言う。

そしてそれは、「不快だ。怒っているぞ。」というサインである。

これに気づいてあげなければ蹴られる可能性大だから要注意だ。

 

 

 

【馬の目】

馬の視野は350°

つまりは真後ろ以外全てが見えるという事だ。

逆を言うと、真後ろは見えないのでそこから近づかれると危険だと察知して蹴ることもある。

また、犬や猫などの肉食動物と違って焦点を合わせるのに少し時間がかかるらしい。

 

 

 

【馬の尻尾】

馬の尻尾はハエなどを払う為にあると言っても過言ではない。

常にパシパシしている。因みに当たると結構痛い。

感情表現にも使われてもいそうだが犬などと比べるとそこまで顕著ではない。

興奮しているとピンと立つ。走る時などもそう。

あとうんこする時も。

大体飼い主が時々カットやシャンプーなど手入れをしている。

バイオリンの弓に使われている。

【宮古馬の特徴】宮古馬と競走馬を比べてみた!

 

「馬」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、競走馬だと思いますが、

同じ馬でも宮古は競走馬とは大きく違っています。


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https://shadai-ss.com/stallion/kitasan-black/

 

1. 体高

体高とは、足の先から肩のてっぺん(き甲)までの高さの事で、人間でいう身長のようなものです。

 

競走馬は、150~160cm

宮古馬は、120cm前後

となり、

宮古馬はポニーに分類されます。

 

(ポニーとは、体高が147cm以下の馬の総称です。宮古馬以外の日本在来馬も全てポニーです。)

 

宮古馬結構小さめだということが分かります

 

 

2. 毛色

競走馬の中には、

鹿毛、栗毛、青毛芦毛など、多くの毛色があり、顔などに白斑のある個体も多くいますが

宮古馬には、鹿毛と栗毛しかなく、また、白斑もありません。

 

なので、競走馬と比べると個体識別も少々難しくなります。

 

今では鹿毛と栗毛のみとなっている宮古馬ですが、

過去には白い毛の個体もいたと言われています。

 

 

3. 性格

競走馬には、神経質な子が多いイメージですが

宮古馬には、穏やかで人懐っこく、好奇心旺盛な子が多いです。 

落ち着いてるという印象を受けます。

 

 

4. 血統

競走馬は、速く走れるように改良に改良を重ね現在の形になっています。サラブレッド、アラブ等いくつか種類があるのがごちゃ混ぜになっているイメージです。

 

一方で、宮古馬は「宮古馬」と認められた個体同士で交配し、繁殖します。

 

 

5. その他

1~4の他には、

宮古馬は体格の割に頭が大きい、蹄が硬くて丈夫、粗食に耐える、などの特徴があります。

 

 

 

宮古馬と競走馬では、同じ馬であるにも関わらず、外見だけでなく中身も違うという事が分かって頂けたでしょうか。

 

宮古馬に会える施設

 

宮古馬に会える3か所を紹介します。

 

 

1. 荷川取牧場

宮古島で最も多くの宮古馬を飼育している牧場です。

唯一、子馬が見れる場所でもあります。

Google マップ

 

 

2. まいぱり

カートに乗ると宮古馬を見れます。運が良ければ触れるかもしれません。

ヤギもいます。

Google マップ

 

 

3. 熱帯植物園

こちらは現在触ったり餌をやったりする事が禁じられているので見るだけになります。

Google マップ

 

 

それぞれの場所では、担当者の指示の下で見学・触れ合い・餌やり・撮影等を行ってください。

担当者がいない場合は、見ること以外やってはいけません。(人馬共に病気や怪我をしないようにするためです)