馬の足、馬の耳。

【馬の足】

馬は元々5本指だったらしいが、今では中指以外の4本は退化してなくなっている。

「夜目」は、親指の跡だと言われている。

馬はサイやバクと同じく奇蹄目に分類される。

名前の通り蹄が奇数個ある。馬の場合は1つである。

対して偶蹄目である牛は蹄が2つある。

 

馬は常に爪先立ちの状態である。

 

 

【馬の耳】

馬の耳を動かす筋肉は10個もあるという。

そのため左右別々に180°クルクルと動かすことが出来る。

馬の感情や意識している方向を知りたければ耳を見るといい。

耳は口ほどに物を言う。

特に覚えていて欲しいのは、“耳を絞る”という表現。

これは耳をこれでもかってくらい後ろにギューンと倒している状態を言う。

そしてそれは、「不快だ。怒っているぞ。」というサインである。

これに気づいてあげなければ蹴られる可能性大だから要注意だ。

 

 

 

【馬の目】

馬の視野は350°

つまりは真後ろ以外全てが見えるという事だ。

逆を言うと、真後ろは見えないのでそこから近づかれると危険だと察知して蹴ることもある。

また、犬や猫などの肉食動物と違って焦点を合わせるのに少し時間がかかるらしい。

 

 

 

【馬の尻尾】

馬の尻尾はハエなどを払う為にあると言っても過言ではない。

常にパシパシしている。因みに当たると結構痛い。

感情表現にも使われてもいそうだが犬などと比べるとそこまで顕著ではない。

興奮しているとピンと立つ。走る時などもそう。

あとうんこする時も。

大体飼い主が時々カットやシャンプーなど手入れをしている。

バイオリンの弓に使われている。